ミルラ樹脂の香り
ミルラ樹脂
万年筆はちょっと置いておいて、ミルラ樹脂について書こうと思います。
先日、生活の木というショップでミルラの樹脂を買い求めました。
袋には「没薬」と書かれていますが、アロマセラピーの精油名としてはミルラのほうが一般的だと思います。
wikiによるとミルラはムクロジ目カンラン科コンミフォラ属(ミルラノキ属)の各種樹木とあります。
袋には学名がありませんでしたが、生活の木さんで販売されている精油がCommiphora myrrhaなのでこれではないかと・・・Commiphora myrrhaが一番上質な精油が取れるということなので、そうだといいなあ。
精油のほうはすごくすごくお高いので手が出ません。10mlで6048円です。ショップで気軽に手にとったものの、値段を見てそーーっと棚に戻しました。その点樹脂なら20gで324円。
開封して香りをかぐと、エキゾチックで不思議な甘い匂いがします。どこかでよくかぐのに、確かに記憶にあるのに、それが何だったか思い出せない香りです。何だろ、お線香の香りかな? フランキンセンスと似ていますが、やっぱり違う・・・
接写すると琥珀のようできれいです。
液体として使いたい
この香りを他の香りとブレンドしたいのです。しかし樹脂のままでは無理があります。なので無水アルコールに漬けて香りを抽出してみます。
アルコールを注ぎながら(私は何かと言うとアルコール漬にするな~)と微妙な気分になりました。
けっこう夾雑物がありますが、飲む訳でもないのでよしとします。しばらく漬け込んで様子を見ます。
オリエンタル系の香り、パチュリや同じムクロジ目カンラン科のフランキンセンス(乳香)と合いそうな気がします。蜜蝋と無香のオイルで練香なんかにするのもよさそうです。