ジャスミン警報
ジャスミンに征服される💦
何度かブログに書いていますが、家の庭にはジャスミン(ハゴロモジャスミン)が植えてあります。さほど大きくない、たったひと鉢を庭の土に下ろしたのですが、甘い香りの可憐な花からは想像もつかない繁茂ぶりを見せつけています。
4月末から咲き始めます |
次々と横に根茎を伸ばして新たに根を張り、さらにそこを拠点に上方へと茎を立ち上げて蔓を木にからみつかせていきます。こんな感じ。
すごい繁殖力だというのは分かっていたのですが・・・
全部家の庭で取れたものをアレンジ |
今年の秋になって庭の木を見上げると、半分近くがジャスミンの蔓と葉に覆い尽くされていました。そのせいで日差しも入りにくく、木の根元が薄暗くなっています。緑の深い森林は好きなのですが、一般家庭の庭としてどうなんだろうと危機感を抱きました。ジャスミンはとても好きなのですが、あまりに伸びすぎです。剪定することにしました。
植木ばさみと百均のノコギリを装備して分け入ってみると(あまりに種々の枝がからまりすぎて「分け入る」という言葉がぴったりでした)、大変なことになっていました。
この重なり合って横に伸びる枝状のもの、全てジャスミンの茎です😱
しかも蔓が木化していて、植木ばさみでもなかなか切れません。中にはここまで太くなっている蔓も。
大体直径1.5cmくらいあります。こうなるとノコギリにも出動してもらわないと間に合いません。
うわあ、巻き付いた蔓のせいでガッツリ傷になっている木もある。痛々しい・・・気がつかなくてごめんよ。
伐採してもしてもキリがなくて呆然となり、とうとう現実逃避のあげくクリスマスリースを作り出す始末。
しかし転んでもただでは起きない!
ジャスミンの蔓、切り落として乾燥させてもなかなか折れません。ものすごく丈夫です。・・・しかも長い・・・これ、細工物の素材として使えるんじゃ・・・
というわけで、懲りずに自家製ジャスミンの蔓で籠を作れないか思案中です😁
おまけ
今回、からまりまくっていたジャスミンを切り落としたおかげで息を吹き返した木
南天:鳥の落し物から芽吹いたものを育てました。実家に南天があったので、芽の葉からすぐ南天だと分かりました。赤い実は鳥の好物らしいです。薬草のプロの義母から聞いたのですが、木の実が鳥に食べられてお腹の中を通ると発芽しやすくなるんですって〜。自然の仕組みってよくできていますね。
天気がいいと赤い実の色が映えますね |
たぶんクロガネモチ:これも鳥の落し物が芽を出したのを育てました。最初は小さな芽だったのですが、数年たつと私の背丈を超えてけっこうな中木樹になってしまいました。もう切るに切れない😓赤い実をつけています。
蔓植物はこまめに手を入れないと後で困りますね。それと安易に地面に下ろさないほうがよさそうです。今回痛感しました😵