ネイルスタンプのコツ

ネイルスタンプに挑戦

　ネイルスタンプを使ってみます。
　細筆で描く方法もありますが、スタンプを使うと細いラインがきれいに出るらしいんです。
　私は透かし模様のような細かい「抜き」があるデザインが好きなので、ちょっと手を出してみようかなと。

　説明を読むと、これは新聞なんかを刷る時の凹版印刷じゃないですか！　へこんだ部分にインクをためて、それを紙に転写する原理ね。なるほどなあ、ゴム印みたいな凸版印刷よりも安定して極細のラインが出せるんだろうなあ、色々新しい技法を考えるものだなあと感心しきりでした。

 

やっぱり百均(^_^;)

　今は・・・百均にネイルプレートとネイルスタンパーが売ってるのね。もうもう、百均にお世話になりっぱなし。
　百均のネイルプレートの模様は素朴でかわいい感じのものだったので、個人輸入でステンレス製プレートを買いました。
　ショップは「春の歌」さん、びっくりするくらいリーズナブルなお値段で、買った当時は送料込み1500円ちょっとくらいで4〜５枚のプレートがそろってしまいました。

　さあやってみよう、と意気込んでYouTubeやネイルサイトをじっくり見て、実際にプレートに手持ちのネイルを塗り、ヘラのようなプラスチック製スクレイパーでさっと余分なネイルポリッシュを拭き取り、シリコンスタンパーで転写して紙にスタンプしてみたのですが、

　全然うまくいかない。

　どうやってもシリコンスタンパーに絵柄が乗らない。

 

うまくいかない理由は

　理由の１つはすぐに分りました。ステンレス製プレートに保護用の薄いビニールが貼り付けられていたんです。カバーを剥がさずにネイルポリッシュを塗っていたものだから、くぼみ部分に十分なポリッシュが入るわけがありません・・・😅

　ところがビニールを剥がしてポリッシュを塗ってもスタンパーに転写できません。なんでなの〜〜キーとなった所でリムーバーのアセトン臭にも負けて中断、しばらく放置状態になってしまいました。

　先日ふと、もう一回挑戦してみようという気になりました。うまくいかない理由をひとつ思い当たったためです。

　まだ使っていなかったプレートを出してきて、青い保護ビニールを剥がし・・・（最初のプレートのビニールは透明で、貼られているのが分かりませんでした）

　ターコイズカラーのネイルポリッシュを塗り塗り。

　スクレイパーで余分なポリッシュをスクレイプし
　スタンパーに転写、紙にスタンプ。
 
　これはレモン系列の百均で買ったスタンパー。シリコン部の粘着力がけっこうありますね。
 

 

うまくいった！　

　コツは「ポリッシュを塗ったプレートに、シリコンスタンパーを強く押し付けないこと」でした。

　ポリッシュを拾おうとしてグリグリ押すとなぜかかえってポリッシュがつかない！　かる～く丸みなりに転がすように当てるときれいに拾えます。私は力任せにスタンパーを押し付けてしまっていました。
ポリッシュは即効で乾いてしまうので時間との勝負というのはもちろんです。

　うまくいけば本当に繊細な模様が楽しめます。
 

 
　あれこれ応用して使う予定です。


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