AliExpressで買ったおもちゃの風力発電装置
物作りは楽し
このところ続けて大好きな植物について記していますが、久々に物作りについて書きたいと思います。
お祭りの屋台みたいなAliExpress
数ヶ月前にAliExpressで組み立て式の風力発電機(おもちゃ)を買いました。AliExpressは本当に何でも見つかりますね。
これはプラスティックの羽に風を受けて回転させ、モーターを通して発電した電気をUSB出力できるようにする装置です。USB出力できるというのが魅力でした。お値段は1000円弱。
昔の「学研の科学」の付録みたいです。今は休刊なんでしたっけ? あんなに楽しい雑誌が休刊なんて残念です。あの付録で私、電気の基礎の基礎を楽しく覚えることができたのに。
説明書等は一切ついていません(笑)。シンプルな作りなので、電気工作好きな小学生なら楽勝レベルなんでしょう。サイトの写真を見ながら作ることにします。
コードを固定する前に一度合わせてみました。モーター端子の片方に赤い印がついていたのでこっちに赤いコードを繋げ、基盤の(+)側にやっぱり赤いコードを繋いでみましたが、うまく通電している印の赤いLED電球がつきません。基板側の赤いコードを(ー)側に繋いでみたら無事LED電球が灯りました。
ハンダ付け
コードをモーター端子にハンダ付けします。その前に熱収縮チューブを通しておきます。ハンダ等備品もダイソー等で買ってありました。もともと夫がこういう工作が得意なので共用です。
ヒーターでチューブを収縮させます。接続部の保護用です。
基盤の方もハンダ付けして蓋をネジ止めしましたが、コードが出る部分の穴が小さくてきちんと締まりません。コードの被覆がない前提なのかな。まあいいや・・・
羽をつけて完成です。
羽を扇風機の強風に当ててみました。発電している印の赤色LEDが光ります。
LEDライトも光りました。
調子に乗って、扇風機の強風で羽を回してダイソー扇風機が動くかどうか試してみましたが、これは電力が足りないようでダメでした。
羽3つで我ながら不毛なことやってますね。
楽しかったのでよし
考えてみたら手回しでUSB出力できるガジェットも販売されていますし、特に目新しいものではないのですが、送料込み1000円弱で『学研の科学』の付録を作る時のワクワク感を思い出させてくれて、初心者には十分楽しめたのでよしとします。
羽部分をもっと風力発電に向くものに変えれば効率アップするかもしれません。
AliExpressには水力発電キットのようなものも販売されているので(組み立てはほぼ必要ないのですが)、次はそれもゲットしてみようと思います。
作らせてよ!
娘も確か科学やチャレンジの付録で電気小物を作っていましたが、見ていると完成パーツをパチパチはめていって出来上がりという塩梅でちっとも面白くありませんでした。昔の方がガッツリ作り甲斐がありました。子供の科学離れって嘆かれていますけど、こういう所から始まってるんじゃないのかな。もっと指先を使って作らせて欲しいですよね。