義母は認知症
あけましておめでとうございます。
ようやく受診
ご無沙汰しております。ほんとに。
去年の特に後半は義母の認知症に振り回され、私が体調を崩しっぱなしでした。認知症って、本人は自分の状態がわからないため勝手気ままに振る舞うのです。それをフォローして東奔西走する周囲が疲労困憊するんです。
去年秋、「受診を勧める私」VS「断固拒否して怒鳴る義母🔥」という不毛な戦いにようやく変化がありました。義母の扱いに音を上げた私が「地域包括支援センター」、通称まるけあさんに相談し、ソーシャルワーカーさんが動いてくれることになったのです。
まるけあさんの職員さんが2回、義母の家を訪問してくれました。予想通り、「自分は元気でやっている💢」とけんもほろろに追い返したようです。
次にソーシャルワーカーさんが訪問してくれ、菩提寺の奥様からも「ちょっとおかしいですよ」と受診を勧められ、裏で私が暗躍(笑)し、ようやく認知症を専門とするお医者様の診断を受けることになりました。
中期から後期
認知症かどうかを判断する簡易検査というものがあるらしいです。
簡単な問いに答えるもので30点満点、20点を切ると認知症疑いありという基準です。
PDFが開きます→ 長谷川式簡易知能評価スケール
義母はこれで10点、普段の様子が様子だったので、私はむしろ10点取ったことに驚きました。お医者様の診断では認知症の中期から後期でしょう、ということでした。夫は「そんなに進んでいると思わなかった・・・」と驚き気味でしたが、それは接する時間が少ないから分からないんでしょう。私は(そうだろうなあ〜)とため息しか出ませんでした。
だから早く受診させろ、投薬で少しでもなんとかなるかもしれないって言ったじゃないか・・・
MRIを受ける
今度、義母はMRIを受ける予定です。 嫁の言うことは軽んじても医師に言われればそれなりに重くとらえるんでしょう、珍しく素直に病院に行く気になっています。
だからといって症状が良くなるわけではないでしょうけれど、とにかく何か腑に落ちないことがある度に私のせいにするのだけでも止めてくれれば。
症状
義母、もともとプライドが高い高学歴な人なので絶対に自分の非を認めないんですね。
・自分が移動させたご飯の場所を忘れ、それを私が義母宅に忍び込んでキッチンを荒らしていると言う。うん、泥棒扱いですね。
・突然やってきて、古いガラケーや昔の書類を詰め込んだ紙袋を突き出してくる。
義母「これは何? 誰か家に入れた? 嫁子さんが詰めたの?」
私「知らないけど・・・」
義母「私も知らない。じゃあ誰がやったのっ?(既にキレ気味)」
私「知らないよ・・・」
義母「だってほら、こんな変なものが詰まってる(中身を出して見せる。もちろん私は存在すら知らないものばかり)」
私「知らないってば・・・」
ここまでを何セットも繰り返し、埒が明かないので、
私「おばーちゃんが自分で詰めたんだよ・・・」
義母「またそんなこと言って!!!💢 ボケ老人扱いして! あたしのこと馬鹿にしてんでしょう💢 しねばいいと思ってるんでしょう💢」
こういう類の事件がしょっちゅうですから、私の精神が持ちません。例えれば500m先から突然野犬が突進して噛みついてきて、驚いて振り払おうとすると「なんで振り払うんだ、そもそもなんで噛ませるんだ💢」と吠え狂われるような感じです(品がない例えだな〜すみません)
義母は二世帯住宅の一階に住んでいるので、何かあると気短にピンポンピンポンピンポンとうちの玄関チャイムを鳴らします。おかげですっかりチャイム音がトラウマになってしまいました。
泥棒扱いされるのが嫌で、預かっていた義母宅の合鍵を返したんですが、それも一瞬で失くしたらしいです。で、それを私が忍び込んで合鍵を持っていったんだろうと・・・。鍵がないから入れないのにどうやって鍵を持ってくのか、そんな密室ミステリーみたいな芸当をやったらしいです、私。
おまけに私のことを泥棒扱いするくせに、私が大切に育てていた花を勝手に切っていくんです。ご仏壇にそなえるんですって。
それも大事に扱ってくれればまだしも、いらない葉や茎をむしって散らかしていくんですからね(;_;) 心の癒やしの最後の砦、植物まで荒らされてもう、無理でした。
せめて素直に自分がおかしいって認めて受診してくれていれば通院にも付き添ったのに。私の気持ちもここまで荒れなかったのに。
気持ちを建て直さないと
今年は自分の気持を立て直すところから始めようと思ってます。認知症の嵐に巻き込まれないよう少し離れ、自分というものをしっかり持ちたいと思ってます。
植物も育てます。ちくしょー、庭を密林みたいにしてやる〜