しましま猫の日記

ご訪問ありがとうございます。植物と生きものと物作り大好き人間の日記です。

カレン・キングストン3 ★片付けとオカルトとDaiGoさんの本

カレンさんの発想

 数年前のことですが、しばらくの間、カレン・キングストンさんの本に傾倒していました。不要なガラクタを持っているだけでエネルギーの消耗になるという発想が自分の中になくて、目からウロコでした。

 

 ガラクタは滞ったエネルギー。健康的なエネルギーは常に動いている。淀んだ水が濁って嫌なにおいを発するようになるように、ガラクタに埋もれた生活はエネルギーレベルで同じことが起きる(『ガラクタ捨てれば未来がひらける』から要約)

 

 

    f:id:goldfrog:20180115103330j:plain

 この例えにはいたたまれない気持ちになりました。まさに耳が痛いというか。今も部屋は散らかっていますが、当時は妙な腹痛など体調が悪過ぎて動けなかったのもあって本当にガラクタが所狭しと置かれていた環境でしたから。あー、私自身が滞ってるな、淀んでるな、とため息が出ました。

 

思い切って捨てた時に起こったこと

 で、カレンさんの本を読んでしばらくしたある日、突然に母親の遺品であるアルバムを捨てよう!と閃いたのでした。この話は別の所でも書いたことがありますが、どうぞおつきあい下さい。私の実家は両親と兄、全員が非常によろしくない人達でした。今、自分の娘をあの環境に置きたいかと問われたら、即座に「とんでもない!」と悲鳴を上げそうなくらいです。

 

 母親との関係も大変悪かったのですが、遺品のそのアルバムには私が大好きだった祖父母や大叔母の写真がたくさん入っていたため取っておいたのでした。しかし、もちろん正直顔も見たくない父母兄(父もすでに故人でした)の写真も数多く含まれていました。特に母はなぜか、ひたすら実家から逃げ回る(だけの)私をひどく恨んでいたようでした。こ、これは呪いか?

   f:id:goldfrog:20180115104610j:plain

といいたくなるような手紙も度々届きました。

 

 アルバムは机の右引き出しにしまってあるのは覚えていたのですが、その時はなぜか突然に(アレを処分しなければいかん!)と稲妻⚡が閃き

  f:id:goldfrog:20180115104004j:plain

 

祖父母と大叔母の写真を残して残りをバッサバッサと容赦なくゴミ箱へ突っ込み、一気にそのまま市認定ゴミ袋に投げ込んで口を縛りました。

 

 本当、その時です。嘘っぽいのですが本当にその時に、体の奥底からマグマのように元気とエネルギーが突き上げてきたのでした。結局その日は夜まで、何かに突き動かされるように不要物の処分と片付けに奮闘しました。以来、理由不明の体調不良も急に回復していきました。

 

アレは何だったんだろう

 あの体験がどういう事なのか、自分でも判じかねています。無意識の中で不愉快な記憶がわだかまっていて、それを表面に出して処理したことで心身が一気に解放感で満たされた結果なのでしょうか。それともオカルトチックなナニカの力が働いたのでしょうか。あとで気づいたことがあります。妙な腹痛の位置が、ほぼそのアルバムを入れてあった引き出しの位置に当たるんですよね・・・・😱

 

とりあえずカレンさんに感謝だ!

 何はともあれ、多少片付いて体調が上向いたのはカレンさんの本を読んだおかげなのは間違いなく、カレンさんにはとても感謝しています。

 

DaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』Gakken

 f:id:goldfrog:20180115102918j:plain

 

 最近読んだ本にメンタリストDaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』があります。DaiGoさんの性癖はちょっとアレなんですが(笑)、著書は良いことが書いてありますね。あら、『月刊ムー』と同じ出版社の学研じゃないですか。

 

 これも題から分かるように片づけの本です。本書がよくあるお片付け本とひと味違うと感じたのは、収納の仕方ではなく、片づけの先に自分が理想とする生活があるよ、それが本当の目的なんだよ、と繰り返し刷り込んでくれるところです。

 

 処分できない物を見る基準として

 

「いったん捨てたとして、これを買い直すか?」「ここは服を売っているお店だと自分にいいきかせ、手持ちの服から買いたい物だけを選び取る」

「あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?」

 

という例が挙げられていました。そういう目で机の上や周囲を見ると・・・・(このDVD買わなくてもよかったんじゃ)(なぜこの使いもしない自撮りライトを百均で買った)(アルミの薄い定規、曲がって使えない)(今ならこのジャケットは買わないわあ)とか、後悔が押し寄せてきました。多分これからは余分な買い物をする前に、この目線が活かせる・・・はず・・・

 

 ただ、これは若い独身貴族の男性が最大限に活用できる本だなとも感じました。1つ買ったら2つ捨てる、物は5秒でもとの場所に戻せるようにするのが鉄則とか、洗濯代行サービスも考慮の価値ありとか、家族がいたら絶対無理。子供がいたらもうムリムリムリムリ。

 

 無理とか言い出したらキリがないし、とりあえず、なるほど!と思うところをピックアップして実行するようにします。それと、片づけ本を読んでばかりいて満足している自分も鞭打っときます(変態仮面のママンじゃないよ・・・「西郷どん」の写真見るたびにあっ、HK!とか思っちゃう)。

 ビリーズ・ブートキャンプもDVDをゲットした時点で満足しちゃった黒歴史があるので💦、このブログアップしたらすぐ片づけにかかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則