しましま猫の日記

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レトロっぽいブリキのランタン lantern

アンティークなもの、レトロなもの

 古い感じのもの、アンティークなものが好きです。

 笑われるかもしれませんが、スピリチュアルイベントで前世を見てもらったことがあります。ヒーラーさんによれば、かつて中世ヨーロッパに生きていたことがあるというお話でした😙

 そういえばヨーロッパにある大聖堂の作りが好きだし、古い石造りの家の写真を見ると懐かしい気がしてたまらなかったので、アンティーク好きの理由がわかった気がした・・・って、本当かな😋?

 
 
 これは1300円位で購入したブリキ製のランタン。「ほや」はガラス製、かさの部分はメッキも何も施されていないブリキ地金なので白くなったりサビが出たりしますが、コンパウンドなどで磨くと細かいキズがついてかえって味が出てきます。
 
 
 燃料は精製パラフィンのみ。「レインボーオイル」という、2リットルボトル入りのものを移し替えて使っています
 底からガラスボトルを取り外してオイルを入れる作りですね。
 
 
 もっとも、こういうタイプのキャンプ用ランタンで灯油を使うと真っ黒なススが出て掃除が大変なので、雰囲気を楽しむ分にはそれでいいのかもしれません。
 アウトドア用の灯油ランタンも持っていますが、1回使うだけで傘裏がススだらけです。灯油ランタンはこまめな手入れを厭わない人じゃないとだめなのかも。
 
 こんな小さい火ですが、灯しておくとほのかに部屋が温かくなります。外国に留学して余裕のない学生さんがロウソクを灯して暖を取ったという話をどこかで読みましたが、火は視覚からも温かみを感じさせるんでしょうね。もちろんランタンをつけた部屋を出る時は必ず消火します。目を離した隙に猫がいたずらをしかねないので、その辺は徹底して注意しています。
 
 家族が出張やらでいない夜、リビングの明かりを落としてランタンの火を灯すとあれこれ昔のことが思い出されます。
 
 小さい頃、休みの度に遊んだのに今は連絡もしていない従兄弟と従姉妹のこと、ほとんど帰っていない実家のこと。
 娘が生まれて夜泣きが続き、抱っこしてあやしながら夜通しラジオの深夜放送をかけていたときのこと。
 
 あまり感傷的にばかりなるのも何なので、裸火のランタンの効用をあげておこうと思います。
 生ごみを回収してもらってもキッチンあたりの空間が臭いとき、ランタンを灯しておくとちょっと臭いが薄くなる気がします(火には十分注意)。
 
 夏の朝は時々におい消しにかり出されるランタンなのでした。