しましま猫の日記

ご訪問ありがとうございます。植物と生きものと物作り大好き人間の日記です。

ばーちゃん(;_;)

認知症

ばーちゃん、すなわち義母のことは今までも何度か書きました。

連休中、娘が帰ってきていたため私と夫、娘で二世帯住宅の一階にある義母宅を訪ねました。

いつもは娘さん(私の義姉、すごくしっかりした方で定期的に義母のとこに来て下さっている)が通帳や冷蔵庫の中身を見て下さる(嫁の私ではそこまで突っ込みにくいし、掃除しようとすると嫌がる)のですが、やっぱり1人だけだと手が足りません。今回私達3人、数の多さで押し切って掃除することになりました。

 

思っていた以上に認知症の症状が進んでいるようです。まだ自分でトイレにも行けますし入浴も大丈夫なのですが、日常的な整理整頓や銀行の口座管理が全然できなくなっていました。

銀行の通帳って記帳するスペースがなくなったら穴を開けるなりして新しい通帳に繰り越しますよね。その仕組すらもう理解できないんです。だから古い通帳を後生大事に持っていて、同じ口座番号の新しい通帳の残金が少なくなっていても古い通帳に記載されている多めの残金からお金がおろせるはずだって主張するんです。

 

冷蔵庫の野菜室もカビカビ・ドロドロで原型をとどめていない各種食品パックが層になっていて全部廃棄せざるを得ませんでした。

冷蔵室は一人暮らしでは絶対に消費し切れない量の食品がギッシリ。義姉がいくら古いものを処分してキレイにしても1週間後には元の木阿弥なんだそうです。

 

流しの上には開封されたまま放置されたゴマの袋や鰹節パック、パックおかずについてくる小分け醤油やソース、使いかけの油ボトル等がやっぱり山積み。賞味期限は数ヶ月・数年単位で切れていて、中には昭和の時代に期限切れになっている瓶詰めも。昭和、平成、令和と3つの元号を経てしまった瓶詰め・・・😢

 

お米の空ビニール袋は何故か折り畳まれて棚の隙間に沢山押し込まれているし、ガラスの空き瓶は洗われないまま放置されてるし、ちょっと使った洗剤のボトルが何本も。

私が渡した湯がくだけのうどんはお煎餅の缶にしまい込まれて忘れられています。

お箸立てにキャパを超えて詰め込まれた割り箸は扇の骨のように開いています。処分しようとすると拒否されます。

使い捨てのプラスティック製スプーンがテーブルに放置されているのでゴミ袋に入れようとすると「洗って使うから捨てないで!」と怒ります😖

 

病院の話をすると「それはいいよ」と逃げてしまいます。

どうしようもありません。

 

・・・食品の賞味期限から察するに、もう10年位前から整理整頓があやしくなっていたようです。

料理が上手で料亭並みのごちそうを振る舞ってもらったこともあるのに。

私の娘は、小さい頃に遊んでもらった「おばあちゃん」の姿とは全く違う祖母の様子を目の当たりにしたのが悲しかったようで号泣していました。

 

心配

これから無理にでも定期的に掃除に行くのはもちろんですが、今回、古くて無効な通帳を預かってきたので(銀行に古い通帳からお金を下ろせないか聞きに行って迷惑をかけそうだったため)、私に通帳を取り上げられてお金がない、等と触れ回らないかそちらもすごく心配です。

 

とにかく一度病院に行ってもらわないと・・・どうしてあんなに頑固なのかな😢

でも、きっと私も年をとったら多かれ少なかれ物分りが悪くなるんでしょう。その時、まわりになるべく迷惑をかけないように心構えをしておかないと。