文具パラノイアによる万年筆カートリッジ考 2 & ibisでお絵かき
筆記具とタイピング
懲りずにペンのインクカートリッジについて書きます😅
すみません、興味のない方は読み飛ばしていただければ。
今の時代、長文を書いて推敲するにはPCを使う人が多いでしょう。
娘なんかを見ていても、デジタルネイティブ世代はPCでレポートを書くのが当たり前のようです。
確かにキーボードでタイプするほうがペンで書くよりも早いですもんね。
でもやっぱり力の入れ具合位を無意識に調節しながら書くペンも捨てがたいと思うのです。バーチャルCGがいくら進歩しても、実際の空間の中で五感を使って体験するのとは雲泥の差があるように。
エルバンボールペン
ボールペンタイプの筆記具は、店頭で買ったインクの色そのままを使うのが普通です。
しかし、このエルバン社のペンはペン先はボールペンなのに好きな色のインクを入れることができます。
先端はこんな感じ。
万年筆のカートリッジをはめ込んで使います。
私が持っているのはインク瓶から直接インクを吸い上げる「コンバーター」というパーツがついているペンです。カートリッジも使えます。
コンバーターを外すとこんな感じ。
右のねじねじ部分を回してインクを吸い上げます。
最初、このインクを入れてみたのですがボールが回らず線がかすれてしまいました。インクが悪いわけではなく相性の問題ですね・・・
エルバン社のヴィオレ・パンセという紫色のインクにしたらスムーズに書けるようになりました。ボールペンの先端構造の性質上、顔料系ではなくて軽やかなテクスチャーのインクと相性がよさそうです。
線を引くとインクが乾いていくにつれて赤っぽい紫からふーっと落ち着いたスミレ色に変化していきます。この変化を見るのも好きなのです(これだからオタクは・・・😩)
violetteはフランス語で紫、スミレという意味です。英語のvioletですね。
花の色がそのまま色として言葉の中に定着した、昔の人の言葉の感覚って素敵だなと思います。
使えるカートリッジ
前回の記事で書いた
モンブランにも合う「?」のカートリッジが適合します。OHTO社とダイソーの「11万年筆専用」インクははまりませんでした(ダイソーの万年筆も2種類くらいあって、カートリッジが違うので気をつけないと、です)。
この「?」カートリッジはどのメーカーなのか・・・
ペリカンのカートリッジを買ってみました
ヨーロッパで有名なメーカー、ペリカンのカートリッジを買ってみました。6本500円、けっこういいお値段です。
モンブランに押し込んだらあっけなくはまりました。ということはエルバンボールペンにも使えるはず。
OHTOカートリッジは押し込んでも手が汚れるばかりではまらなかったのに。私の万年筆はOHTO社さんのと相性が悪いんでしょうか。個体差なのかなー。
iPadのibis
つらつら書きましたがデジタル文房具も便利には違いありません。ibisというアプリをiPadに入れて紫系のパンジーを描いてみました。基本的な使い方がようやくわかったので、次はもう少しリアルに描き込んでみようと思います。