春の野草と試食
春の花
4月になると野草の花や芽が一気に目につくようになります。用事のある場所が近かったので徒歩で行ってみることにしました。
つい最近までアスファルトの黒と半ば枯れたような葉の濃い緑しかなかった道端が、華やかに彩られ始めていました。
スミレの群生地です。英語のvioletには「紫色」と「スミレ」という意味があるくらいですから、やっぱりこの色といえばスミレなんでしょう。美しい淑女たちが集って話に花を咲かせているような光景でした。
カラスノエンドウとスズメノエンドウとカスマグサ
調べたところ、「カラスノエンドウ」と「スズメノエンドウ」と「カスマグサ」はよくひとくくりで語られる植物のようです。
📌「スズメノエンドウ」はカラスノエンドウより小ぶりだからスズメノエンドウで、
📌「カスマグサ」は「カラスノエンドウ」と「スズメノエンドウ」の間くらいの大きさだから「カ」と「ス」の間で「カスマ」なんですって。こちらのネーミングセンスは感心していいのか笑っていいのか・・・ハトノエンドウにはならなかったんですね😅
カラスノエンドウは家にも生えています。
スズメノエンドウも見つけました。
今日、割りとご近所でカスマグサも見つけました。ちょっと分かりにくい写真ですが。
葉は細いのに花がピンクなのでカスマグサだと思います。今年から突然生えたわけでもないでしょうから、あるのに全然存在に気づいてなかったんですね〜。少し前のブログに近所で知らない植物が生えてたら気づくはずだ、なんて偉そうに書きましたけど、私の目は節穴でした!
カラスノエンドウを茹でてみたよ
せっかくなので(何が?)庭のカラスノエンドウのまだ青い鞘を摘んで味見してみることにしました。
多めの塩を加えて茹でます。
筋を取って味見です😊
・・・・・😃
まずいです。
鞘の表面がすごくザラザラしていて舌触りが悪く、固く、野草らしいエグミと苦味が強い味わいです。春の賑わいであるフキノトウも苦いですが、これはちょっと食用としてはどうなんだろう。
美味しいって書いてる人もいたのにな〜。出汁で甘辛く煮て卵とじ? そこまでして食べなくてもいいか〜