しましま猫の日記

ご訪問ありがとうございます。植物と生きものと物作り大好き人間の日記です。

プチトマトを潰して種を撒いてみた

プチトマト

 スーパーで買ったプチトマト、熟れ過ぎて柔らかくなり、食べるにはちょっとな〜という状態になってしまいました。そのまま捨てるのももったいないので、潰して、あいている鉢の土に散らしておきました。

 

f:id:goldfrog:20180327102849j:plain     f:id:goldfrog:20180327102856j:plain

 ここ数日の陽気に誘われてか、可愛い芽が出ていました。

 プチトマトは鮮やかな赤が食卓の彩りに欠かせない野菜ですが、すぐに使ってなくなっちゃう。思い立った時に庭に下りていってプチって摘めたらいいなと考え、今年は栽培してみるつもりです。

 種なので当たり前のことなんですが、食べようと買ってきた実から新しい芽が出るところを見るとうれしくて心動かされます。でも、撒いたのもF1(一代交配種)のトマトかな? となるとうまく実がならないかもしれませんね。何代か手元で育てれば安定するかもしれませんが・・・

 

 F1(一代交配種)についてマクロビオティック健康相談室さまのHPより引用させていただきます。

==========================

F1種は、一代限りです。その一代目の個体が人間が意図したとおりの形姿や性質を備えていれば、それで使命を果たします。その個体から二代目以降が生まれることは想定されていません。常に一代目の個体として消費され続けるのが、F1個体の宿命です。一代限りとは、そういう意味です。

実際に、F1種の個体から二代目はできにくいといわれます。子孫ができにくいのです。たとえできたとしても、二代目の個体は親とは全く違った形姿や性質をもっているなど、同一品種としての特性を保持しずらくなっています。そうなると元々の品種改良した目的から外れてしまうので、F1はF1止まり、すなはち一代限りで終わるのです。

これに対して在来種は、品種としての特性が親から子、子から孫へと代々保たれています。ゆえに、世代を越えて種として存続していくことができます。このことは逆に、在来種が長い年月をかけて環境に適応しながら生き延びてきた証でもあります。

==========================

 毎年種を買わなくちゃいけない農業って、個人的には不自然だと思うのですよね。家庭菜園なら別に採算が取れなくても大丈夫なので、在来種の種を探すほうがいいかな。

 

ビオラ

 プチトマトと同時期にビオラの種も撒いたのですが、こちらはまだ発芽のきざしもありません。ビオラやパンジー系を種から育てるのは初めてです。

 植物によってすぐに発芽したり、時間がかかったりするのも面白いですね。

   f:id:goldfrog:20180327105039j:plain

 

ミントについて観察したこと

 ミントの種も撒いたことがあります。スペアミントとペパーミント、どちらも芽が出るまで時間はかかりますが発芽率は悪くありませんでした。ただ、なぜか鉢に撒いて出てきた芽を室内に置いておくとダメでした。ヒョロヒョロのまま枯れちゃうんです。うちだけかな?

 どんなに水やりを工夫しても、日当たりのいい所に置いても、室内だと育たない。でも屋外に出して半ば放置するとグングン元気になって繁茂します。

 スペアミントとペパーミントは外の精気みたいなものが必要な野生児なのかもしれません。 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村