しましま猫の日記

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名古屋 栄駅で迷うの巻

ちょっと所用で

 用事があって名古屋に行ってきました。さすが大都会、駅前から延々とビル街と繁華街が続くのですね。

 名古屋駅から地下鉄東山線で2駅目の栄駅近くにホテルを取って動いたのですが、栄駅の構造が分からない! 

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 東改札に南改札と改札口がやたら多くて、どこから出ていいものやら目が回りそうでした。しかもようやく地下から外に出られたものの、その出口もたくさんあるものだから、目的のホテルとはずいぶん違う方向に来ちゃったみたい・・・なんて、のっけから迷うこと迷うこと。

 気を取り直してスマホのナビを見ながらホテルへGO!と思ったのですが、y**ooナビがこれまた分かりにくい! スマホ画面を見ながらナビしてもらおうとしても、自分の進んでる方向がつかめないんです。「信号を渡ります」って、どっちに渡るのさ・・・それに私さっきから結構移動したはずなのにあまり画面表示の位置変わってないよ・・・

 仕方なくて定番のgoogleマップで目的地を検索、自分の位置を確かめながら進んだのでした。googleマップのナビは徒歩で移動してもすぐ自分の位置表示に反映してくれる分すごく電池を食うので長時間使いたくないんですが、背に腹は代えられません。

 

栄駅は2層構造なのね

 何度も栄駅の構内図を見て、googleマップと突き合わせて、必要に応じてぐるぐる構内図を回したりして(方向感覚のある人は地図を回さなくても頭の中で進路をイメージできるらしいですね。尊敬しちゃう)いるうちに、ようやく栄駅の構造が分かりました。地下鉄東山線が地下2階で、地下鉄名城線がその下の地下3階にホームがあるんですね。

 だってこの図、初めて見た人にはわかんないよ! 

(名古屋市交通局のHPから拝借しました)

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 2枚を比べると左右が逆になっているため、頭の中でよいしょ、とひっくり返さないとつながらないと気がつくまで時間がかかりました。図を読むのが得意な人はすぐに脳内で立体模型を回転させられるんでしょうね。

 

 で、それぞれの路線にアクセスしやすい改札口と入り口があると。ああもう、最初からそう言ってよ!とようやく合点がいった頃には帰路につく日でした。

 PCやスマホで内部を進むことができたり、上下左右グルグル回転させられる3D模型があればいいのに〜

 

自宅近くの駅に

 名古屋での用事が済み、新幹線に乗ったので楽ではあるものの、長旅で少々疲れて自宅最寄りの駅に到着、さて家路に・・・と眠い頭でぼんやり歩いていたら、いつの間にかいつも利用する私鉄駅ビルの前までたどり着いていてあれっと目が覚めました。新幹線駅からは、増築を繰り返した大きなデパートが続くややこしい作りの地下街を抜けなくちゃいけないんですが、方向感覚が怪しい私でも足が覚えてるんですね。

 私では方向が分からなくてウロウロした名古屋の栄駅も、毎日通勤に使う方にとってはきっと通い慣れて無意識に歩いていける通過点に過ぎないんでしょうね。

 

 こういう情報って、脳のどこが処理してるんだろう。どこかの段階で意識的な方向選択から無意識の方向選択に移行するんでしょうけれど、無意識の領域に処理が移った時に「住み慣れた」ってことになるのかな。

 生まれ故郷にはもう20年位まともに帰っていないけれど、小中学校と9年、友達と長い道草をしながら通った通学路は今でも上の空で歩けるかしら。