発酵器でヨーグルト
TANICAの発酵器
私も娘もヨーグルトが好きで、おやつ代わりにしょっちゅう食べています😃食後のデザートにも使います。
頻繁に食卓に出すとなると、500ml入りのプレーンタイプでもすぐなくなってしまいます。・・・となると、もの作り人としては「じゃあ、家で作ろう」ということになるわけですね。
Amazonで発酵器を探し、温度の調節範囲が広くてしっかりしたもの、という条件で選んだのがTANICAの製品、ヨーグルティアでした。上は60度まで上げられるので麹を使った甘酒もできます。
発酵器を買うまで、甘酒は炊飯器の保温モードで作っていました。でも、温度の上がりすぎを防ぐため蓋は開けっ放しですし、お粥状に炊いたお米と麹の乾燥を防いでホコリが入らないようにするために固く絞った布巾をかぶせておく必要があるなど(これもすぐ乾くのでこまめに面倒を見る必要があります)手間がかかって仕方ありませんでした。
それに温度を確認するためにガラスの温度計も突っ込みっぱなしです。猫のイタズラも気になります。
その点、専用の発酵器は材料を入れたら基本放置でOKでとても楽です。甘酒を作る頻度も増えました。
手持ちの物で工夫して何とかするのも大好きですが、やっぱり専用器にはかなわない、ってこともありますね😆
説明書読むとお味噌も1日でできるようなんだけど、本当かな〜。私の読み間違いかな。今度作ってみます。
ヨーグルト大量生産
ヨーグルトは基本摂氏42度位で発酵させます。
ちょっと特殊なのがカスピ海ヨーグルトで、適温が摂氏27度ですね。27度では、夏だとかえって作りにくいです。温度が上がりすぎると菌がうまく活動してくれなくて、雑菌味になります。そのため、カスピ海ヨーグルトの場合はエアコンのきいた部屋で27度に保つことになっちゃいます。
家で消費する分には、殺菌処理していないプレーンヨーグルトを種に作れるのも強みです。わざわざ粉末状の種菌を買わなくても十分です。ただ、私は家庭で種菌を受け継いでまた次のヨーグルトを作るやり方は避けています。家庭だと雑菌管理にも限界があると思うので。その都度ヨーグルトの小カップを買ってきて、種ヨーグルトに使います。
種菌が違うと味もテクスチャーも全然変わってきて、ホント面白いです。これぞヨーグルトの王道ってのが「明治ブルガリアヨーグルト」ですね。酸っぱくてプレーン。
色々種ヨーグルトを変えて作ったのですが、一番失敗が少なくて、美味しくて、ダントツで固まるのが早いのは明治R-1ヨーグルトでした。ほかの菌は1リットル作って8時間ぐらいかかるんですが、R-1だと早ければ4時間位で目で見て分かる程度に固まり始めます。
R-1ヨーグルトは口に含むと他には無い独特の清涼感があります。キシリトールを食べたときのような感じ。マイルドでほのかな甘味もあります。そんなわけで、我が家ではR-1が定番です。
失敗したときのこと
今でも原因がわからないのですが、自宅にあるTANICAの発酵器は2代目です。1代目はある日突然に発酵がうまくいかなくなりました。
出来上がったかな?と味見してみると不味いんです。明らかに雑菌が勝っている感じ。固まり方も弱くてドロドロと流れてしまう程度。
これは容器の殺菌消毒が足りなかったかなと、翌日にこれでもかと塩素系漂白剤に漬け込み、熱湯をかけ、お湯を入れて電子レンジにかけて消毒して作り直したのですが、結果は同じ。
温度計で内部温度を計っても正常、機械の故障でもなさそう・・・。結局、3回牛乳を無駄にしてあきらめました。
TANICAさんに電話で問い合わせても原因不明ですねーという結果に。
で、新たに2代目TANICA発酵器を買い直した所、ちゃんとしたヨーグルトができたのです。あれは何だったんだろう。未知の菌が住み着いたとか・・・そんなわけないよね(笑)
本家ブルガリア
以前テレビ番組で見たのですが、ヨーグルトで有名なブルガリアの農村では、温めた牛乳を容器に入れてタオルで包んで放置しておくだけで美味しいヨーグルトができるんだそうです。
もう、ヨーグルト菌がその辺に完全に住み着いてるんですね。日本の味噌蔵や醤油蔵、酒蔵も蔵の中に独特の菌が住み着いているっていいますけど、そういうヨーグルト菌の環境が村単位で定着してるんでしょうね〜。羨ましい!
TANICA 温度調節(25?70℃) ・タイマー・ブザー付ヨーグルトメーカー ヨーグルティアS 1200ml YS-01 (ブルー)
- 出版社/メーカー: タニカ電器(TANICA)
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