しましま猫の日記

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チアシード栽培記 花が咲いたよ!

アシードって種だよね

*実際に栽培した経験のないライターによる、キュレーションサイトへの情報無断転載は固くお断りいたします

 ここ数年、チアシードという名前をよく聞きます。水につけると周りがゼリー状に膨らんでカエルの卵のようになる種です。
 
 
 ゼリー状の部分でお腹がいっぱいになるのでダイエットにも使われています。栄養価も大変高いのだそうです。
 
 おなじみダイソーの棚にもチアシードが並んでいました。
 
 
 物珍しさからつい買ってしまったもののダイエットとしては長続きしませんでした。確かに噛むとぷちぷちする感触があって面白いのですが、一晩ほど水やジュースにつけて膨らませる手間があって、その過程を忘れちゃうのですね。
 
 さてどうしようかなと残りが入った袋をながめているうちに(チアシードっていう位だから、これは種だよね)と気づきました😀
 よし、種を蒔いて育ててみよう!
 

5月、種蒔き

 ネットでチアシードの栽培方法を調べてみたものの、詳細な情報は見つけられませんでした。とりあえず芽がでるかどうか蒔いてみることに。
 
 
 
 直径10cm位の鉢に培養土を入れ、パラパラと種を蒔き、軽く土をかけました。1週間ほどでかわいい芽が出てきました。種の新しさや処理にもよると思いますが、発芽率はかなり高いようです。写真だと分かりにくいですが、茶色の土に所々見える緑の点が双葉です。
 
 
追記:双葉をマクロレンズで撮影した画像がありました。かわいい双葉が顔をのぞかせています。

 すくすく育ちます。日光を求めて太陽の方に傾きます。
 

6〜7月、植え替え

 思いの外成長しました。間引きするのも忍びなくて、出た芽はできるだけ全部育てることに決め、5倍くらい大きな鉢に植え替えました(その後、あまりの成長っぷりにもっと大きな鉢にすればよかったと後悔)。この写真ではチアの葉っぱでバッタが脱皮してますね・・・😅
 
 
 この頃、葉や葉のつき方がシソに似ていることに気づきました。ネットで調べたところ、案の定「シソ科」となっていました。
 葉っぱをこすってみたところ、シソほどではないもののさわやかな甘い香りがしました。
 

8~9月、猛暑

 初夏頃まで順調に育ったチアですが、夏も盛りになるとやや元気をなくしました。そして、ともかく水を吸います。鉢植えにしたせいもあると思いますが、それにしても朝・晩と1日2回、たっぷり水をやらないとすぐに土の表面がカラカラに乾きます。少しでも水を切らすと途端にしおれてしまいます。
 葉っぱも下の方が少し黄色くなって落ちてしまいました。どうも中部地方の猛暑には弱いようです。南米が原産のようですが、もしかしたら涼しい山岳地帯が故郷なのかも。
 

10月、猛暑を乗り切って花が!

 暑さを乗り切れるか心配したチアですが、なんとか頑張ってくれました。葉っぱがかなり落ちてしまいましたが、まだ上の方に成長しています。一番大きい株ではとうとう私の身長を追い越して、大体2メートル位の高さにまでなりました。見上げるとでかい・・・
 
 中旬ごろから新芽とは違う芽が出始めたのに気づき、もしや花芽?!と嬉しくなりました。ちょっと見にはビールのホップみたいな感じですね。
 
 
 そして10月中旬からとうとう待ち望んだ花が咲き始めました! 花柄の先端に房状の花芽ができ、ぽつぽつと咲きます。割と鮮やかな紫色で、さすがシソ科、花序や花はシソに似ています。花はいかにもシソ科らしい唇状花ですね。
 
 

11月、現在

 花期は割と長いようです。まだ愛らしく咲き続けてくれています。
 
背が高くて手が届かない
 

まとめ

📌市販のチアシードでも発芽した。発芽率は良好。
📌成長力旺盛だが、夏の暑さには若干弱い。草にしてはかなり背高の2メートルくらいになるので、鉢植えにするなら鉢は思い切って大きなものにしたほうがよさそう。夏場はものすごく水が必要。地植えにしても日照りが続いたら多分しおれる。暑い地方ではむしろ鉢植えにして、夏場の太陽が照りつける昼間は半日陰に避難させるくらいでいいかも。

 

📌秋口から蕾が形成され、10月半ばころから開花。花がめっちゃ可愛い💖