レジンクラフト:金魚のハットピン
久々にレジン
気がついたら半年以上、レジンに触っていませんでした。娘の受験で落ち着いた時間が取れなかったためです。子供の受験って、一緒に他県の学校に下見に行ったり学校選びの相談をしたり、一人暮らしの住まいを決めたりと親も目が回るほど忙しいんですね。
ハットピン
セリアでハットピンを見つけました。
作りは若干ちゃち・・・ですが、十分かわいいです。ピンチで針先を留めるタイプではなく、多分フェイクパールの中がシリコンの留め具になっている作りです。これを使うことにします。
金魚にしよう
レジンクラフトも久々なので、作った経験のあるモチーフにします。やっぱりセリアにあった金魚のネイルシールを使います。
カボションを作る
カボションは裏返しにしてモチーフを重ねていくので配置をよく考えます。
底の第1層に朝顔を入れて、「手前」感を出します。さらにレジンを重ねてメインの金魚を入れます。本当ならもっと気泡をつぶすよう気を配るんですが、今回はカンを取り戻すための練習ということで・・・
小さい金魚を入れます。
小さい金魚の口元に泡を追加します。
モチーフを入れ終えた所で青い層を重ねます。
右上がモールドから出したカボションです。金色の金属ベースにそのまま乗せると黄みが出てしまうので、ベースにアルミを貼って銀色にします。アルミはベースよりも一回り小さくしておきます。金属ベースに直接カボションが接着する部分を残しておくためです。こうしないとアルミ層が剥がれた時にカボションごと落ちてしまいます。
こんな感じになります。
実物だともっと朝顔ー大きい金魚ー小さい金魚の3D感があるんですが😀
接着する前にタミヤのクリアラッカースプレーを吹くと保護になってツヤもでます。若干のアラもカバーできます。
次はこの手順でクラゲカボションを作ってみようと思います。
ラディッシュの種をまく
おまけの種
キッチンの片付けをしていたら、以前ドレッシングのおまけとしてついてきたラディッシュの種を見つけました。
古いので発芽するかどうか分かりませんが、まずは蒔いてみることにしました。このまま土に差し込んでOKとありますが、触ってみるとけっこう入っている様子。
12粒。これをまとめて蒔いたら間引く数の方が多くなってしまいます。ばらして2つの小鉢に植えました。
27日程度で収穫できると書いてあります。そもそも発芽するかどうか不安ですが、楽しみです😃
プチトマト
シワシワになってしまったプチトマトを潰して蒔いた種から育った苗も順調に大きくなってくれています。途中で斑点病らしきものにかかりましたが、気温が上がるに従って黒い斑点も色が薄くなって(斑点が)枯れてきました。病気にかかっても治るんだね、と植物の生命力に驚かされるばかりです。
黄色い色の可愛い花が💖
近くにいるだけでトマトの苗から青臭い香りが漂ってきます。実ってくれるといいな。
ラベンダー
ラベンダーの葉ってこういう感じなんですね。ラベンダーよりも遅れて発芽した青紫蘇はすっかり大きくなって葉を広げていますが、こちらは相変わらずジワジワ・・・と育っています。同じ紫蘇科なのに・・・今年中に咲くのかしら?(笑)
ビオラ
こちらも相変わらずのんびりさん。植物って成長速度もそれぞれですね。以前テッセンという美しい花が咲く蔓植物を育てていましたが、成長期に一晩で10cmくらい蔓が伸びたことがあります。今ならiPadのタイムラプスで撮影してみたいですね。
エキナセアの種
ラディッシュと同時にエキナセアの種も見つけました。今庭にあるのは濃ピンク色の花を咲かせる普通の種類ですが、これは白い花が咲く「アルバ」と花びらが2層になる「ダブルデッカー」。二階建てバスも英語でdouble-deck busまたはdouble-deckerといいます。ロンドンの真っ赤なバスを思い出します。
蒔こうと思っているうちに娘が受験期になってしまって忘れていました。今からでは遅いかな。近くに3種類植えたら交配してしまうでしょうか。
AliExpressで買ったおもちゃの風力発電装置
物作りは楽し
このところ続けて大好きな植物について記していますが、久々に物作りについて書きたいと思います。
お祭りの屋台みたいなAliExpress
数ヶ月前にAliExpressで組み立て式の風力発電機(おもちゃ)を買いました。AliExpressは本当に何でも見つかりますね。
これはプラスティックの羽に風を受けて回転させ、モーターを通して発電した電気をUSB出力できるようにする装置です。USB出力できるというのが魅力でした。お値段は1000円弱。
昔の「学研の科学」の付録みたいです。今は休刊なんでしたっけ? あんなに楽しい雑誌が休刊なんて残念です。あの付録で私、電気の基礎の基礎を楽しく覚えることができたのに。
説明書等は一切ついていません(笑)。シンプルな作りなので、電気工作好きな小学生なら楽勝レベルなんでしょう。サイトの写真を見ながら作ることにします。
コードを固定する前に一度合わせてみました。モーター端子の片方に赤い印がついていたのでこっちに赤いコードを繋げ、基盤の(+)側にやっぱり赤いコードを繋いでみましたが、うまく通電している印の赤いLED電球がつきません。基板側の赤いコードを(ー)側に繋いでみたら無事LED電球が灯りました。
ハンダ付け
コードをモーター端子にハンダ付けします。その前に熱収縮チューブを通しておきます。ハンダ等備品もダイソー等で買ってありました。もともと夫がこういう工作が得意なので共用です。
ヒーターでチューブを収縮させます。接続部の保護用です。
基盤の方もハンダ付けして蓋をネジ止めしましたが、コードが出る部分の穴が小さくてきちんと締まりません。コードの被覆がない前提なのかな。まあいいや・・・
羽をつけて完成です。
羽を扇風機の強風に当ててみました。発電している印の赤色LEDが光ります。
LEDライトも光りました。
調子に乗って、扇風機の強風で羽を回してダイソー扇風機が動くかどうか試してみましたが、これは電力が足りないようでダメでした。
羽3つで我ながら不毛なことやってますね。
楽しかったのでよし
考えてみたら手回しでUSB出力できるガジェットも販売されていますし、特に目新しいものではないのですが、送料込み1000円弱で『学研の科学』の付録を作る時のワクワク感を思い出させてくれて、初心者には十分楽しめたのでよしとします。
羽部分をもっと風力発電に向くものに変えれば効率アップするかもしれません。
AliExpressには水力発電キットのようなものも販売されているので(組み立てはほぼ必要ないのですが)、次はそれもゲットしてみようと思います。
作らせてよ!
娘も確か科学やチャレンジの付録で電気小物を作っていましたが、見ていると完成パーツをパチパチはめていって出来上がりという塩梅でちっとも面白くありませんでした。昔の方がガッツリ作り甲斐がありました。子供の科学離れって嘆かれていますけど、こういう所から始まってるんじゃないのかな。もっと指先を使って作らせて欲しいですよね。
庭の梅で梅シロップを
庭の梅
庭の梅、1階屋根の上に張り出して2階窓から手が届きそうなほど茂っていたのですが、ばーちゃん号令により植木屋さんが来てさっぱりと切られてしまいました・・・。うちはばーちゃんが最高権力者なのです(笑)。植木屋さんなら木のプロですし傷まないように切ってくれたはずなので、大丈夫だと思いましょう。でもちょっとばかりさみしいです。
梅の実
植木屋さんに「実は梅の実を楽しみにしていまして・・・」と伝えたところ、なんとなんと梅の実を取っておいてくれました! ありがとうございます!と最敬礼してしまいました。
私の部屋から見えた実は5〜6個だったのですが、予想以上になっていたようです。測ったら全部で1.4kgほどありました。梅の木よ、がんばってくれたんだね。後でお礼に万田酵素肥料をあげておくことにしましょう。梅の実は最高権力者と半分こしました。
梅シロップを作ります
ダイソー瓶
本当は一部の実だけでも黄色く熟すまで待って種を取りたかったのですが、これでほぼ全部とのこと。せっかくなので氷砂糖で梅シロップを作ることにしました。
瓶はダイソーで買い求めました。容量は3リットル、お値段324円(税込)なり! ほんと庶民の味方ですね。赤い上蓋が少々ヤワな感じですがちゃんと中蓋もついてましたし取っ手はネジ式で締められるようにできています。
えーでも熱湯が使えないとな。熱湯消毒できませんね。お湯と洗剤でよーく洗った上で家にあるアルコール(イソプロピルアルコールが入っていないもの)を入れて消毒しました。
梅の下準備
洗って
ヘタを取って
もう一度洗って水気を拭きます。
氷砂糖と瓶詰め
梅の実と同量の氷砂糖を準備して、瓶に交互に詰めます。
大体700gちょっとの実と砂糖を合わせて1.5kg弱なので、3リットル容量の瓶では余裕があります。
氷砂糖の袋裏を見ると、お酢かホワイトリカーを加える(発酵止めと殺菌を兼ねて)とよいとあります。手持ちのジンを使うことにしました。
アルコール度数は40%、ジンなのでジュニパーベリーとボタニカルの香りがしますが、いやこれ絶対梅シロップと合うでしょう、とピンときました・・・って大丈夫でしょうか。たぶん大丈夫!
蓋の「¥300」が泣かせます😆
ジンを注いで中蓋・上蓋をして軽くシェイク、あとは出来上がりを待ちます。 これがあると暑い夏も楽しみになるかな!
薄青色の美しいキノコ
見慣れないキノコ
いきなり30度ほどの夏のような日があったかと思うと曇り空の蒸し暑い日になったり、安定しないお天気の日が続いています。
暑さと湿り気がよかったのか、今朝庭の鉢を見に出たら美しいキノコが生えていました。一昨日の夕方に水やりをしたときは確かに生えていなかったんですが・・・
、大きさはカサが1.5cmくらいと小さく、色は薄青〜灰色、透き通るような質感でまるで深海のクラゲのよう。朝の薄い光の中でとても美しく見えました。
調べたところどうも「イヌセンボンタケ(Coprinellus disseminatus)」ではないかと思います。
「センボン」の名が表すように、時には倒木を覆い尽くすほどの勢いで生えるとか。鉢に使った土はダイソーの「膨らむ用土」と「花の土(和歌山県産)」で、「膨らむ用土」がココヤシ材のため、このへんを養分に生えたのではないかと推測しています。
毒はないけれども食用には適さないとあります。キノコは怖いので、お調子者😆チャレンジャーな私でもさすがに口にはしません。
1時間くらい後に一眼レフで写そうと庭に下りていったところ、もう茶色く萎れかけていました。儚いです。
大きなキノコ
そういえば数年前に通りかかった茂みで高さ30cmはあろうかという大きなキノコを見かけたことがありました。
真菌なのに一定の形になったり、種類によっては培地から猛毒を作り出したりと、キノコって妖しくも不思議な生き物ですね。
19世紀のフランス人芸術家、アール・ヌーヴォーの旗手でもあるエミール・ガレの代表作「ヒトヨタケ」というガラスランプ、あれも妖しい美しさを放っていますが、きっとガレもキノコの儚げな佇まいが好きだったんだろうなと勝手にほくそ笑んでいます。
画像は 北澤美術館さま
HPからお借りいたしました。
アオサギと石垣イチゴロード
ドライブ
夫と買い物に行った際、夫が急に遠出をしたくなったらしくて静岡市駿河区の海岸沿い、通称イチゴ海岸道路に連れていかれました(笑)。
石垣イチゴで有名な国道150号は、徳川家康公が一時的に埋葬されていた久能山東照宮と海に挟まれています。脇がすぐ海です。ゴールデンウィークあたりに来ればいちご狩りもできて団体さんのバスなどで賑わっているのですが、この時はもうシーズンも終わってショップは軒並み閉店していました。
しかしこの道路、所々に椰子?のような木が植えられていてしぞ~かとは思えない風景が見られます。
ここだけ切り取って見ると、何だか沖縄かアメリカ西海岸みたいです(笑)
すぐそこが海なので、
R150から横に伸びる細い道を行けば、もう海です。この写真でも小道の先に薄青色に小さく水平線が見えています。
ただ潮風に吹きさらされるせいでしょう、本道からそれた脇道にあるトタンの波板造りの農作業用小屋はサビが目立ちます。ちょっと昭和っぽい作りとあいまって何だか懐かしい雰囲気です。
アオサギ
R150から市街地の方に戻ったあたりの田んぼではトラクターによる代掻きが行われていました。エンジン音もするでしょうに、同じ田んぼに大きなアオサギが・・・
アオサギも農家の方もお互いの存在に慣れっこという感じでほのぼのした光景でした。
しぞーかではアオサギもシロサギもさほど珍しくないようです。側溝をのぞくと餌を探して長細い脚で一足ひとあし歩いているサギも見かけます。人間と動物のこういう距離感は見ていて幸せな気分になります。
ナガミヒナゲシと南天
ナガミヒナゲシ
道路脇や建物を取り壊して更地になった空き地にの所々にオレンジ色の花が咲いています。もっとも盛りはすぎて現在は種がたくさんついていますが。
姿形から明らかにケシの仲間ということがわかります。でも、禁止されているケシ類ではありません。
可愛い芥子坊主。
熟すと芥子坊主の上がまるで蓋のように取れて、中から食卓塩のように多量の小さい種がこぼれてきます。自然が作ったものとは思えない形状で、見るたびに感心します。
愛らしい色と花姿とは裏腹に、ナガミヒナゲシは爆発的な繁殖力から駆除対象になっているそうです。
十数年位前かな・・・愛らしいオレンジ色のこの花の存在に気づいたのは。娘が芥子坊主の蓋を外して種をこぼすのが好きで、「お塩みたい」ところころ笑っていた思い出があります。ただ観察していますと、確かに一時はあちらこちらに増えていたのですが、今はそれほど株の数は多くありません。在来の草に混ざって程々の勢力を保っている程度に収まっています。
駆除するほどでもないんじゃないかなと思っています。不思議ですね、雑草の勢力版図も移り変わりがあって、それぞれ譲り合ったり、勢力を縮小してさり気なく定着していたりします。
ナガミヒナゲシが落ち着いた今、近所で増えているのがアカメガシワです。
これは木で結構大きくなるのでちと困り物です。側溝脇やちょっとしたアスファルトの隙間はもちろん、うちの庭にも生えてきました。実を鳥が好むらしいので、鳥が仲介役になって増やしているんでしょう。
南天
庭には南天が生えています。これも鳥の落し物から芽が出て大きくなりました。
これは去年の写真。鮮やかな赤い実が美しいです。
南天の実は「南天のど飴」があるように咳止めになるんですって。南天の実に含まれるアルカロイドが効くとか。植物の有効成分ってアルカロイド系が多いですね。そういえばトリカブトの毒もアルカロイドですね。
小さい頃、実家の南天の実を砂糖で煮てエキスを作ったなあ・・・って、私小さい頃何やってたんですかね。だから変人扱いされたのかなあ(笑)
南天は花を咲かすためだけに花柄が伸びるみたいです。
茶色い左側のが去年の花柄で、右の白い蕾が線香花火みたいについているのが今年の花柄です。去年の枝にもう一度花がつくってことはないみたい。面白いですね。
今年も赤い実がなって小鳥がたくさん来ますように。